前向きのススメ

若年性脳梗塞で人生観に変化。家族を幸せにしたいなら、自分も楽しく前向きにならないとね。

パパは若年性脳梗塞!?②

ある年の8月16日に脳梗塞と診断されて、
二週間の入院をする事になりました。

入院当初から、ずっと軽い頭痛はあるものの、
それ以外は何だか普段と変わらない気がする。
でも、談話室にある本を読もうとすると、
目がチラチラして字を追う事が出来ない。
漫画を必死に見つめる。
一ページを必死によんで、なんとも言えない
気持ちの悪さに襲われる。
ああ、やっぱりダメだ。と途方に暮れる。
これからどうしたらいいのだろう・・・。

毎日検査検査で検査漬け。
でも脳梗塞の原因がわからない。
先の見えない状況に不安になる。
夜は消灯後もなかなか眠れず、
毎日夜中まで談話室で外を見ていた。
看護師さんは時々様子を見に来たが、
特別声を掛ける事なく、
そっとしておいてくれた。
何だかとても有り難く感じた。

妻のお父さんお母さん、兄弟家族、
自分の母親に姉家族、妻と子供は毎日、
ひっきりなしに見舞いに来てくれた。
「思っていたより元気で良かった」
みんな、ホッとしたように帰っていった。
ああ、少なくとも帰る場所はあるなぁ。
そう思うと、少し前向きになれた。

それからは、退院してからちゃんと稼げる様に、
今出来る事はないかと必死に考え実行。
談話室でストレッチと筋トレを日課にした。
いいか悪いか分からなかったけど、
どうせダメだと言うだろうから、断りなく始めた。
ただ、本当にまずいなら声を掛けて貰える様に、
とにかく堂々とやった。
また、入院する前にテレビでやっていた、
速読術のトレーニング方法に、
視野を広げるというものがあり、
覚えていたので、ガンガン試した。
・・・何度も言うが、いいか悪いか分からない。
更に、点滴が外れたら、時間を決めて病院中を、
早歩きで歩き回った。
入院中はずっとそんな感じであった。

今思うと正直、病院側からしたら、
はた迷惑な患者だったかと思います。
この場を借りて、お詫びいたします。

ちなみに、
テレビでの速読術は興味深いものだったので、
紹介しておきますね。