前向きのススメ

若年性脳梗塞で人生観に変化。家族を幸せにしたいなら、自分も楽しく前向きにならないとね。

嫌われる勇気 アドラー心理学のススメ

「嫌われる勇気」

僕は読み終わるのに一年掛かりました。

 

一年程前、同僚と同名ドラマ

香里奈さん主演の刑事ドラマ)の

話題になった時に、

「原作は内容が全く違う。

作ファンからは、かなりの酷評が

あるみたいだよ。」との話。

「そもそも刑事の話じゃなし・・・。」

えっ、そうなんです?

それで興味を持ちました。

 

早速、買って読む。

原作と違う・・・、すぐに理解。

刑事ドラマどころか、出てくるのは

哲人と青年だけ。

アドラー心理学」なるものについて、

哲人と青年が対話する物語でした。

読み進めると、同名ドラマが

その上辺だけを捉えて、

脚本をしている事さえ気付く。

・・・これには世間の酷評にも

頷けました。

 

内容は取りあえず置いておいて、

「読み終えるのに、一年」について。

結論から言うと、読むのに精神的な

パワーがいるんです。

読み辛いのではなく、それどころか、

文章の構成もテンポも

僕の大好物な部類の読みやすさ。

なのにです。

今までの価値観が通じず、

受け入れ難い。

そして、何だか耳が痛い。

一章読んで止めてしまいました。

通常、こうなったら僕は続きを

読みません。

でも今回、そうはなりませんでした。

実生活の中で思うところがあり、

一〜二ヶ月おきにぶり返すように

始めから読み直し、

毎回少し多く先に進み、疲れて止める。

の繰り返し。

始めの方は10回くらい読んでます。

その実生活の多くは、子育てです。

 

可愛いでしょう?(親ばか)

(今度、この子の二分の一成人式

写真探ししてました。)

この頃は、可愛い過ぎて、何があっても

怒ることはなかったです。

でも、最近は怒ってばかり。

終いには、つまらないことに

同レベルでケンカする始末。

それで後で自己嫌悪。

 

「嫌われる勇気」の始めのあたりに、

「怒りの感情にかられて大声を

出したのではなく、

相手を屈服させるために、

怒りを捏造したのだ」とあります。

にわかには信じ難いでしょう・・・?

でも、もしこれが本当ならば、

僕はこの子を屈服させるために、

言葉の暴力をしている事になります。

だから自己嫌悪するのではないかと

思うのです。

 

こんな感じで繰り返して、まさに今日、

読み終わりました。

最後の方は、何とも言えない高揚感で

ドキドキした反面、

ずっと懐疑的であった青年が、

スイッチが入るように納得して

しまった事に違和感がありました。

ただ、僕が全てに合点がまだいかない

からかも・・・。

何故って、今も子供に怒ってばかり

だからです。

 

この学問はきっと実践が難しい。

けれども、また何かの折に読む事に

なる予感がある。

とても読み応えのある本だと思います。